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水を使わないバイクの洗車! やってみよう!


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バイク乗りにとって 洗車

なかなか場所の確保に困ってる人 多いように思います

 

車なら カーピカランド みたいな洗車場 ありますし

最近は大きなガソリンスタンドでもそんなコーナー あったりします

さらに洗車機ってな 超楽チンなものもありますが バイク用って見たことないですよね

 

洗車場でバイクを洗ったら?

そう思うかもしれませんが 車を洗う高圧の水ってのは バイクを洗うに適していません

車と違って エンジンやエアクリ 露出してますから

そこにブリブリ水圧をかけるってのはね

バイクの構造を熟知してないと 洗った直後にエンジン かからんやん ってな事もあるかもね

まあ洗車には その人それぞれのやり方がありますが

水をどうしても使いたい時ってのはね

海辺を走って 塩を多く受けた時

オフロードを走って泥だらけになった時

長期保管で埃があかんくらい付着してる時

くらいのもんです

あんまり ケースとしては 普段より少なそうなので

 

っちゅーわけで ライダーの大多数の環境を考慮して 水を使わない エアブローガンも使わない駐輪場でも出来る洗車

(洗車というか吹き上げ?)にも やって良いこと ダメなこと あるんでね

今日はそんなお話

 

 さー たまには 俺の愛車 綺麗にしたろかい!

とか言いながら 途中で飽きてきたり 彼女から電話がかかってきたり チビがどっか連れて行けとごね出したり

するんでね 第一ステップは

簡単にそれだけである程度綺麗になる

ってのが大事ですよね

もしそれが終わってまだ時間があれば モーチット コアな部分 攻めれば良いだけなんでね

というわけで 塗装面にも ゴムやビニール バイクを構成する材質全てに ぶっかけても大丈夫ってなもん バイク全体にぶっかけましょう

それがこれ


 

主な成分はシリコンです

シリコンスプレーでも良いですが 伸びが悪いので こんなのの方が効率 かなり良いです

よく似たものもありますが 泡になるってのが 効率的です

厳密にいえばね ゴムにシリカ あんまり良くはないそうですが このブログ全体的にそうです

机上の正論よりも 自分の経験が勝ちます

たまにね いるんですよ

僕のブログなり YouTubeみて

「これにこれはNGでしょ」

とかありがたい忠告してくれる人

その人の職業は知りませんが 10年以上 職業として毎日 色んなもんを試して あーだこーだやってるその経験の方が 僕はね 大事だと思ってます

まして これに限っていえば タイヤ用 と銘打ってますしね

脱線しましたが バイク全体が泡泡になるくらいぶっかけるわけですが 注意点が二つ

1 タイヤの走行面にはかけない

 

 これね 実際知らずにやって 滑ってこけた人 います

 

2 シートは綺麗になりますが 滑りやすくなります

 

 普段使いでは全く気になりませんが 以前エクストリーマーのバイクをこれで綺麗に拭いた後

「滑るやないか!」とお叱りを受けたことがあります

ウイリーしてたら後ろにずり落ちる みたいなね

 

2はともかく 1は必ず守っていただいて 全部ぶっかけましたら

次は 右手に要らないTシャツや靴下を適当な大きさに切ったボロギレ

左手にファイバーウエス

こんなのや


 

こんなので良いと思います

を持って まずはボロギレでタイヤワックスを拭き取ります

すぐさま その部分をファイバーウエスで拭きます

2度拭きするとムラが無くなります

これを気が済むまで バイク全体 拭きあげてください

そりゃーやる前と後 この10分くらいの作業で大きく変わりますし

むき出しだった塗装やシートなどの表面に シリコンの膜が張って多少の保護もしてくれます

 

さて これで彼女と遊びにいこっと

とかね予定がなくって もーちっとやろかな ってな人

次に進みましょう

 

さて ここからは 全身タイヤワックスしてて 気になった箇所 出てきてるんじゃーないですか?

その1番気になるところからやって行きましょうか

 

例えば ホイール まだきちゃなくない?

これがねどんな処理をしてるかってのが大事です

もし塗装しているなら 金タワシなんかで擦ると塗装が剥げちゃいますから

自分のバイクのホイールの処理 調べてください

例えば アルミホイールで黒とか金の場合 塗装です

銀色の場合 ノーマルなら これまたまず塗装です

ゲイルスピードとかの鋭く光ったシルバーの場合 これはバフ仕上げなので アルミの地です

塗装の場合 できればコンパウンドとか使っていないもので磨きたいところですが

ホイールってのは頑固すぎる汚れが多かったりしますので

もし タイヤワックスでも真っ黒け ってな場合は

こんな固形ワックス 使ってみましょう

なぜ汚れを落とすのにワックス?

なんで白い車用?

なんですがね 固形ワックスの白い車用には 超微粒のコンパウンドが入ってます

ゆるい汚れなら簡単に落としてくれます

で、これでも歯が立たない場合

お馴染みのピカールの登場です

カンカンに入ったやつもありますが 歯磨き粉タイプの方が使いやすく経済的な気がします

実際よく使いますが バイク屋の僕でも2-3年 持ちます

白ワックスに比べてコンパウンドが荒くなるので 作業効率は上がりますが

その分 塗装面への攻撃性も増えます

これをボロギレに少し取って ガシガシ磨いていきましょう

しつこい汚れには それを上回るしつこさで磨きましょう

コツは 「パワー!と根気!」です

で、満足のいく綺麗さになりましたら次は保護しましょうか

ピカールにも多少の油分があって それが紫外線や酸性雨から守ってくれたりもするんでしょーが

まあ あてになるレベルではありません

塗装の保護で僕が1番良いと思うのは

ワコーズのバリアスコートです

この辺ですかね?

ちょっとお高いですが 保護が1番大事です

せっかく磨いたのに すぐに元どーり!ってのは嫌ですよね

あとはさっき買った 固形ワックスでもOKです

固形ワックスはやっぱりね そのコーティング力は結構なもんです

固形ワックスを擦り付けて 数分後 拭き取れば 感動の綺麗さになってます

 

で、 ホイールがアルミのポリッシュの場合

まあピカールでも良いんですが ピカールコンパウンドは結構強く すじすじになったりもするので

僕が1番使うのは

このブルーマジックです

マザーズやよく似たものも使いましたが まあ違いはありません

で、これがバイク屋でも何年も持ちますから ライダーなら一生使えると思います

こちら コンパウンドが入っていないので アルミのバフ面にも塗装面にも攻撃性はありません

ただね アルミのバフ面って超神経質なので コンパウンドがなくても ウエスについてるチリ なんかで簡単に筋が入ります

出来るだけ清潔な環境で綺麗に磨いてください

 

次はスポークホイールですね

周りのリムという ワッカ部分

ここは鉄の場合 大体クロームメッキですね

アメリカンなんかは大体そうです

その場合は ピカールで磨き倒して 綺麗になればOKなんですが

それでは歯が立たないような錆があったりします

そんな時は最終手段で

目の細かい金たわし

こいつの登場になります

髪の毛ほどのウールなのでそれほど攻撃力はないです

ただ よく鍋を洗うような 毛の太い金たわし これは使わないで下さい

その時は錆が落ちても 次の雨で余計に錆びます

ロームメッキを綺麗にする時の感覚ってのはね

表面の錆を落とす 程度です

メッキまで剥がしちゃうと もう錆地獄になりますよね

 

で、これで錆部分を磨きますが、これだけで磨いてもらってもOKですし

僕はさっき買ったブルーマジックを先に指で塗っておいて  金たわしで磨きます

イメージとしては磨いた部分に練り込むような感じです

で、ウエスで拭き取ると まあ綺麗になります

それでも落ちない深いサビは もう諦めるか リム交換 再メッキになります

綺麗になれば ココも保護しときたいですよね

バリアスコートでも固形ワックスでも 塗っといてください

特に金たわし使った後は そのカスが残っていて 次の日 それが錆びてるって事があるので

保護しながらカスも取り除いといてくださいよ

 

次にこのリムがアルミってのもあります

SRなんかはそうですね

自分のバイクがどちらかわからない場合は磁石でも使ってみて 引っ付けば鉄にメッキ

付かなければアルミと判断できますね

冷蔵庫に大体 水道屋さんのマグネット 付いてるでしょうからそれでOKです

アルミの場合は さっきのアルミホイールと同様です

大体の車種がアルミにクリアーしてたり アルミにわざわざ銀色を塗った後にクリアー吹いてます

塗装面になりますので 固形ワックス ピカール なんかで磨いてください

 

次は スポークですね

これがまあめんどくさい!

ただ、綺麗になると自己満足も大きいところです

頑張りましょう

で、スポークですが 多いのは 鉄にメッキです

ユニクロメッキのものとクロームメッキのもの ありますが まあ作業は同じです

指にピカールでもつけてスポークに塗ってください

で、ウエスをスポークに巻き付かせて エッサホイさの作業をします

よっしゃ 綺麗になってきたぜい! って場合は それを30〜50本 頑張ってください

この時 ジャッキで前輪を浮かせばやり易いですが なければないで出来なくもないです

あかん!サビが酷い!って場合はメッキなのでね さっきの金たわしで スポークを摘むように磨いていきましょうか

昔ね 紙やすりで磨いてる人がいましたが それは絶対にダメです

メッキまでガシガシ削ってるって事になりますからね

 

終われば保護も忘れないで下さいよ

あとね 少ないですが ステンレススポークってのもあります

これは実に簡単です

ピカールで磨けば 新品の輝きをすぐに取り戻します

保護もそんなにしなくてもOKです

 

で、お次はハブ (スポークが生えてる真ん中の部分)

ここはまあアルミです

オフロード車には鉄もあったような気もしますが 圧倒的にアルミが多いです

これがスポーク以上に面倒臭い というか 手が入らないです

割り箸や 持てる全ての知恵を振り絞ってどうにか磨いて下さい

でね 見た事ないですか?

おばちゃんの乗ってるチャリンコのハブの部分に 丸っこいたわしが付いてるやつ 赤とか黄色のん

あれね まあ普段はブサイクですが この工程をした人なら付けたいわ!と思うはずです

 

調べると ハブ毛 ってゆーらしいです

走るほどに掃除してくれるなんて なんて凄いアイデア商品なんでしょう!

上のリンクは チャリ用なのでバイクに適合するのかどうかは知りませんが まあやってみた方 効果の程を教えて下さい

 

あとは スポークでもアルミでもないホイール それが鉄のホイールです

モンキーなんかの合わせホイール ありますよね

あれは鉄に塗装なので 固形ワックス ピカールなんかを併用して綺麗にして下さい

 

 

 

 

 

と、なんだかホイールだけでかなりの長文になってしまいましたが

バイク全体 基本 こんな感じです

 

大事なのは その材料と その処理の仕方をしっかりと見極める事ですね

 

まとめますと

攻撃性の低い順から

 

塗装面  タイヤワックス→固形ワックス→ピカール で磨く

メッキ部分 タイヤワックス→固形ワックス→ピカール→金たわし

ゴム部分 タイヤワックスで拭きまくる

 

になります

 

あとね スクーターなんかの外側のカバーは塗装面と同様ですが

内側のザラザラの部分 これはまた違った樹脂になるので

これが超オススメです

タイヤワックスのシリコンで一次的には綺麗になりますが

すぐに艶がなくなります

またタイヤワックスするよりも こちらを1発吹くと 当分艶が残ります

そんな意味でも経済的ですし 面倒ではありません

 

 

綺麗なバイクに乗るってね まあ気持ちの良いもんですし

洗車や磨き することによって発見することって多分にしてあります

おっ ネジ ゆるんどーる! とか

チェーン ダルダルやん!

タイヤ 割れてきてるやん!

オイル 滲んできてる!

あるんでね そんなトラブルを早期発見  回避するためでもあったりもします

 

僕はねそれにも増して 愛車を相棒に変えるのは 乗りまくるのもそうですが

こーやって触りまくってみる 

それってね とっても自分の中の「自分のバイク 」ってなウエイトが大きくなるような気がします

別に 上のように色んなもん揃えなくても 拭くだけでも良いんですよ

親が子供の頭をなでなでするようにね たまにはバイクをなでなでしてみて下さいよ

きっと何かが変わりますからね