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バイク屋の選ぶ気持ちの良いバイク ハーレーダビットソン(空冷のヤツ)


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昨日の日記ではハーレー けちょんけちょんにけなしちゃいましたので

今日はそんな 僕とハーレーのお話

 

興味のない方には面白くないのでスルーして下さい

 

16の頃 スティードってなバイクを雑誌で見て 「これやん!」

それまで全くバイクに興味のなかった少年が 免許を取ってそれに乗ってますと

なに?これってハーレーってゆうバイクのバチモンなん?

乗ってからそれを知ります

 

それからは誰しも抱く ハーレーへの憧れ

持ってたわけですよ

ハーレーの出てくる映画と見たらレンタルビデオで借りて見まくってまして

えーなー えーなー

目を輝かしてましたが 当時の 限定解除と手の届かない高額なハーレーの壁

憧れるだけの存在でしたよ

 

で、スティード乗りながら専門学校行って 卒業後 とあるハーレーカスタムのショップで

お仕え致しましたが

もーね 嫌になっちゃいました

ハーレー乗りのお客さん

実に細かい

ハーレーって もっとアメリカの大地を駆る大らかなバイクとちゃうん?

ちょっとした傷の補修

チョロっとオイルが滲んでるショベルの修理

それを見てるとね  憧れてたハーレーがだんだんとくすんで来まして

お客さんに貰ったCD125をチョロチョロ触ったり

自分のスティードをチョッパーではなく 誰もしないようなヘンテコな形に改造したりしてました

 

そんな中 時代は変わり 大型免許 簡単に取れるようになって

ハーレーの相場も昔ほど目が飛び出るモノではなくなり

いつでも乗れるよ となっても 自分で所有する事はなく

色んな国産バイクに乗って 結果 自分には4発がピッタリ!ってな答えを出します

 

と同時にね 世の中 ハーレーが溢れ返るんですよ

昔は滅多に見ることのなかったハーレー

今はツーリングに行くと絶対5台は見ますよね

それは良いんですよ 人の自由ですからね

 

しかし 峠なんかを実にチンタラ走りよる

何しに それで峠走ってるの?

とかね

一般道でチンタラ走って すり抜けしないのに その隙間だけは巨体で埋めよる

しないなら隙間は開けてよ

とかね

国産アメリカンをバカにするハーレー乗り

とかね

もう僕の中で

憧れ → 普通 → 邪魔でしかないうるさいヤツ

そう変化して行ったわけですよ

 

でね 少ないながらもお仕事で触る事もあるんですが

そもそもインチって!マイルって!32分のなんとかって 何ミリやねん!とか

なんでエンジンにオイルが3つもいるねんな!とか

軽量化って知らんの?ってなほどフレームにもムクの箇所が多かったりとか

国産にはないややこしい機構とか

つい昨日もね ピストンの向き

矢印が刻印してますが それが混合気の流れる向きではなく進行方向を指してるとか

何それ?

ってな事が多い!

嫌い!

 

とね 昨日の日記のフォローをしようと書いてましたが

さらにけちょんけちょんになってしまいましたので

以下はハーレーの良いところ 書いていきます

 

まずね そんな感じで なんやねんな と作業を進めて完成した時

僕の主観ですよ

やっぱりね その存在感って あるんですよ

国産にはない なんちゅーか 良い意味での偉そう感?

これって ハーレー独特な気がします

 

で、乗り味は これまた独特でね 僕はやっぱり「速い奴が偉い」という時代を経て

今もそれを色濃く残してますので、スピードに関しては物足りなかったりもするんですが

低回転でデロデロ走る それってね 乗ってみないと味わえません

これまた国産では味わえませんので それに取り憑かれたならもうハーレー一択になっちゃいますね

 

次がとっても大きなメリットですが 社外品がとっても豊富!

これ 凄いです

ショベルだろうがパンだろうが そんな古いバイクの部品が新品で手に入ります

国産なら ZとかCBのシングルカムとか その辺はありますがその年代のマイナー車

まず部品 新品では入手困難になってきますよね

という事は?

修理できるんですよ どんなに古くってもね

それって凄いです

 

さらに それに伴ってカスタムパーツも沢山あります

辞書ほどの分厚いカタログ

そんなメーカーが沢山あります

国産でいうと キタコのカタログ 分厚いですよね

主にモンキーパーツですが その倍ほどの分厚さです

 

あとは やっぱり 「ハーレーを所有してる!」

そんなステータス感ですか?

それが故に国産アメリカンを馬鹿にしちゃう人がいたりもしますが

まあそれって車にも どんな趣味の世界にも存在するんでしょーねー

 

最後に やっぱりね 映画とか カッチョえー人の乗るバイク

憧れちゃいますよね

ミッキーロークとか ターミネーターとか

岩城滉一とか えーちゃんとか

容姿が全然違うくても 同じバイクに乗るだけでちょっと近づけた気になりますよね

それって とってもアリ!と僕は思います

カッチョよくなりたい

そー思ってない人がカッチョ良くはなれないと思いますよね

 

 

 

どんなバイクにも その人に合ったモノ ありますので

たまたま僕には合わなかっただけでね

それでも魅力に溢れたバイクであることには違いないですよね

(フォローになってる?)

 

普段は 過去に作ったバイクを最後に紹介してますが

今 進行中のハーレーカスタム 頑張っているので また別の機会に