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お葬式のお話


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私的な事です

 

先日 僕のおかんのにーちゃん

僕から言うと叔父さんが亡くなりました

 

っちゅーても もう何十年も会ってなくて

うっすらチビの頃の記憶を辿る ってな関係でして、

金曜日に 「明日通夜ある」

とおかんから聞き 

土曜日、お仕事を早くに切り上げてきっちゃないツナギのままバイクで行ってきたんですよ

 

喪主は亡くなったおっちゃんの息子

60歳くらいですかね?

僕とは初見くらいの間柄です

なんやこの汚いのん

くらいに思ったかもね

 

で、明日の日曜日は葬式

どーするねん?

の問いに 「家族で来るよ 大人2 子供2」

どこまでおるねん?焼き場まで来るんか?

の問いに 「行くよ」

 

それを聞いてた周りの親戚が

「ほんまに?」

とか言うんですが まあわからなくもない話です

 

故人と何十年も会っていない

喪主とも親しくない

そのお前が何しに骨まで拾いに?

とか思うんでしょうが

僕はね 葬式において死んだ人なんざ関係ないんちゃう?

だって もう死んでるねんもん

そんな精神世界のお化けのお話よりもよ

死んだ事を悲しむ人のために 行くもんじゃ!

それが枯葉の賑わいでもね

大事な人が悲しんでるなら とりあえず行こか

と思ってます

 

でね 今回はそれがオカンに当たるわけですよ

そりゃ 兄貴が死んだ

チビの頃 いっぱい遊んだなー とか 普通はあるよね

ってな感覚をよく知る我が家

「日曜日 葬式行くど」

「あい」

 

日曜日  葬式屋にて見渡すと、あんまり親戚ども 特に僕の世代の連中 来てないねー

薄情な連中やで!

で、飯食ったり 棺桶にお花入れたり 焼き場で最後のお別れしたり

死んだおっちゃんの兄弟達は 思い出話に笑ったり 泣いたりするわけですよ

そんな中 僕の嫁とチビ達は全く知らんおっちゃんが死んだってなね

悲しみようもないわけですが、それでもね 僕はそれでえーんや

少人数の寂しいお葬式よりも 誰や分からん親戚であっても そこにおる

おかんが笑うと一緒に笑う

おかんが泣けば ちょっと近くに行ったる

そんな枯れ葉要因でも おる意味は絶対にあるんや

とね 思うわけですよ

 

 

 

 

でね お葬式のお花って 豪勢なヤツ あるじゃないですか

あれってね 必要?

例えばバリバリに働いてるおっさんが若くしてポックリ って場合は会社なり 取引先なり

たくさんのお花がパチンコ屋のオープン!みたいなノリであるじゃないですか?

でも まあ多いのは 会社も定年退職して ヨボヨボになって 家でひっそり社会との関わりも希薄になって  ってな最後じゃないんですか?

お花がね 少ないんですよ

前者と比べると やっぱり見た目にショボくてね

なんだかそれって その人の人徳やら社会貢献度が影響してるふうに見えたりしない?

なら 葬式のお花システム いらんのとちゃう?

もーやめでえーんちゃう?

 

とかね思うんですが、おかんをはじめ 死んだおっちゃんをよく知る人達の思い出話を聞いてるとね

僕にはない 「えー生き方 しとってんなー」とね思うわけですよ

 

花は少なくても そーやってどんなに忙しくてもね 駆けつけて

笑って泣いてお見送りする

そんな人達がいるって事がね やっぱりおっちゃんの人徳を表してるんじゃないんですかね?

その末席にでも 我が家族がいた事  これが大事なんですよね

「あの家族は いつも親しくないのにきよんな   よっぽど暇なんか?」

そう思われてても 行くよ

考えへん  とりあえず行く  行ってから決める 考える

 

これが正解とも 良い事とも思いませんがね

今回はおかん 

ちょっとでも寂しさが紛れたなら行った甲斐はあったって程度のもんですよ

 

チビ達よ

前にも書きましたがね

家族でも友達でも 嬉しい時は一緒に喜ぶんじゃ   悲しい時は一緒に悲しむんじゃ

なんかあった時は 仕事とか 学校とか 大概の事はほったらかして

そばに行くんやで

電話で声を聞かせても LINEで顔を見せても 君達の体温は相手に伝わりません

それを許さん職場ならやめてまえい!

許さんお客なら切ってまえい!

最悪は とーちゃんのお店で溶接でもしとけい!