CustombikeLIGHT カスタムバイクライトのブログ

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ツーリングのその後


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先日ツーリング部で一泊ツーリングに行ってね

お決まりのレポート 書きましたが、なんとも内容の薄いもんでした

 

というのもね、単独ですが事故があったんですよ

峠道で滑ってガシャン!ってなよくあるやつね

 

で、過去のツーリングでは 痛いんか知らんけど走れるな!

と続行したんですが思いの外 今回は重症で続行は不可

救急車が来て搬送されました

 

でね、その事故したSさん

もうね バイク 降りるやろな〜

そー思ってたんですよ

プライベートも充実してきた矢先の事で、結婚前提の彼女もやっぱりそんな血まみれの彼氏の姿

二度と見たくないやん?

Sさんにしても、「もうこんな恐ろしい思い いやじゃい」

と思いそうやん?

 

バイク屋のお客さんでも そーやって降りた人 沢山知ってます

で、それってね 僕達 ツーリング仲間がどうこう言う問題ではないよね

「どっちも直して(治して)はよ戻ってこいよ」

そんな無責任な事 誰も言えません

 

バイクってね 一瞬の 0.1秒の事で 今後50〜80年の人生をカンチコチンに終わらせよる乗り物です

それに乗れ!乗るな! はね 仲間であっても他人がどーこーいう事ではないわけで

自分で選んで自分の責任で乗るもんでしょ?

 

でね そーやってバイクを選んで集まった仲間達

みんなが誰に言われるでも誘われるでもなく 自分の意思で乗って キャッキャゆーてるわけですよ

Sさんが 事故後、連絡が取れなくて もうこのままフェードアウトでもね

それはそれでしゃーないか

1mmも責める気持ちもありませんし、こちらからどーこーアクションする気もなかったんですが

 

と思ってたある日 お電話がなって Sさんでした

 

「事故で携帯が壊れとってね  やっと連絡できました

   ご迷惑をおかけしました」

「ほんで どーします?」

「なにが?」

「彼女とか もう乗るな ってな展開でしょ?」

「いや別に。1ヶ月ほどでまた戻ります」

「そーなん?」

 

話してても 僕が予想した降りるという選択肢は微塵もなかったようなケロッとした口振りでした

乗るか降りるか 意見できる立場ではないですが、僕の純粋な気持ちはね

やるやん!Sさん!不屈の闘志!

嬉しかったんですよ

 

その後、Sさん ツーリング部のグループLINEに謝罪やら 元気やでってな報告やらを送ってね

それにみんながふざけながらも 喜んで歓迎するメッセージを送ってました

 

たまに飲みに行って たまに走りに行って たまに当店でバイク直したり改造したりして

決して親友ほど密な関係ではないんですがね、いやいや あったかいね〜

そんなみんなのメッセージはSさんのハートに充分届いたんじゃないですか?

また戻ってきたらキャッキャゆーて走ろーぜい!

ずっこけへん程度にね

 

 

 

 

 

救急車に同乗して 処置の間 ずっと待って 終わればSさんを大阪まで送った竹下さん

最年長の風格を見せてました

その竹下さんがまた奈良まで電車で帰ってくるに 僕と一緒に待っていた松本さん

ガストで山盛りポテト 二杯仲良く食いました

しのちゃんと、原さんは 先に宿に行って みんなの準備 してくれてました

 

みんな あったけーぜい! えー仲間だぜい!

 

そんなあったかい仲間達

「木野!お前の後ろ走るとみんな事故る! お前はこれから一番後ろ固定!」

ツーリング部の新たな掟が出来てしまいました。。。

 

あとね 皆さん 集団でツーリング行く時は 行く前に

家族とかの緊急連絡先 皆さんで共有しといて下さいよ

今回 Sさんの携帯はボキボキで 誰もSさんの親や彼女の連絡先なんか知らなくてね

難儀したんですよ

誰が事故してもおかしくないでしょ?

誰もが誰でもわかるようにね しとくと有事があった時 とっても役に立ちます

 

ってな掟も出来ました

後者は良いんですが 前者の掟がね〜

 

とね いつも口酸っぱく書いてますが 上手な運転ってのは速い!とかウイリーしよる!とかではなくて

無事におうちに帰れる運転です

こんな事を書きながら 自分自身の菊の門をキュッと引き締めるわけですよ

 

上手なかっちょえーライダーにみんなでなろうぜい!