だいぶ前に作った 「グースにグース」
http://cblight.sengoku-jidai.com/goose.html
それを見たオーナー様から
「刀のカウル 付けろ!」
とのご依頼です
カウル付けるのって 嫌いなんですよ
ハンドル切って あっちゃこっちゃあたりよる
どこも当たらん位置につけると 超ブサイク!
とかね
ステーを点付け溶接して離れて見て
あかんブサイクや!とね また溶接を外して ちょっとずらしてやり直す
この作業の連続なので 見た目より時間のかかる作業ですし
カウルの位置 僕が良いと思っても オーナーはもっと下!とかあるじゃないですか?
というわけで、バイクとカウルを持ってきてくれたオーナーに
「時間あったら手伝って〜」
と、強制労働を強いて、オーナーの前での作業ですから、もう好き嫌いの点ではクリア!
ってな具合です
やってきました
久しぶりのグース君
まずは 邪魔なやつ 外して ネックにしっかりしたプレートを溶接します
ここ Uボルトで留めてること 多いですが そんな緩んでズルっみたいなもんに
ともすればハンドルの動きを制限されるカウルを付けるなんざ 怖すぎます
当店でカウルを付ける場合はこれ 必須項目な訳ですよ
で、オーナーに手伝ってもらって ネックの丈夫なステーからあーだこーだと位置を探ってステーを作ります
オーナーがいる事で超楽チン!
さらに奇跡が!
とりあえずは スタイル重視で取り付けましたが、ハンドルを右に切っても左に切っても
何にもあたれへんやん!
こんな事もあるもんですなー
で、片側が膨れたカラーを作って
ネック後ろの横に渡ってるフレームのキャップを外して ここに寸切ボルトを突っ込み
後ろ側のステーを作ります
前にグース やってるので この辺のノウハウ やっぱり2台目は違いますね
で、オーナーお気に入りのエンジンガード
これを交わすようにカウルを丸くカットして完成!
なんですが、やっぱりね 黒い車体に銀色のカウル
ブサイクやんか!
「色 揃えまーしょーよ」
「おっしゃ 塗っとけ」
ってなわけで 今回の刀カウルと 何故か元々白かったフロントフェンダー
こちら塗りましょうか
塗装中にね なんだか熱っぽい
帰宅して 38度
オーノーウ
PCRとインフルエンザの検査をして 見事どちらも陰性!
今 僕は日本で一番 綺麗な体です
二日休んで塗装再開
とか言ってる間に塗りあがったので装着
試乗して カウルが振動でビリビリ言わんってのを確認して 完成です
良い感じに仕上がりました
違うバイクに刀のカウルって たまに見るじゃないですか
僕ね あんまり好きじゃなかったんですよ
刀のカウルって 特徴アリアリで それが違うバイクに着くと なんかおかしくない?
ってな感じでね
まあ 僕の好みなんかお仕事ですから無視してやりますがね
こーやって付けてみると グースに刀
えー感じやん
とか思ったりします
「グースは細いから刀400のカウル 買ってきた」
ってなオーナーのチョイスも良かったのかもね