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やるやん!若者! パート2


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先日 とある若者が来店されました

20〜22歳くらいですかね?

 

マフラー持ち込みの交換でね

まあそれくらいの作業 待ってもらってやってると

裏の鉄の扉が「ドン」

結構大きな音がしたんですよ

 

なんか当店にイラついてるやつが蹴ったんか?

と、裏に回って扉を開けると なんとそこには

お婆さんが倒れてたんですよ

「どーしてん!?大丈夫か?」

ちょうどそこに居合わせた犬を連れたおばちゃんも駆け寄ります

「暑いし熱中症かな〜」

「とりあえず 立てるか?」

意識はハッキリしてる様子ですが どうにもこうにも立てません

で、介助するにもどこをどう持てば良いのかも分かりませんし

「救急車 呼ぶわ!」

とね 若者に「何番やったっけ?」

911です!」

「? それ アメリカちゃう?」

「でしたっけ」

そういえば最近嫁が911ってなアメドラ 見てたよね

「119やろ!」

かけるとね

今 大阪に空いてる救急車がない と

順番来たら 電話するわと

 

そーなん?

そーいやコロナでそんな事 テレビでゆーてたよねー

いやいやいや とゴネてもないもんはないんでしょーし 救急隊の人達も怠けてそーいう状況ってわけではないんでしょうから

ほなそーしてよと

 

で お婆さんを見てると足を前にしようにも 自分の足が言う事を聞かない ってな具合なのでね

「ばーちゃん いつもそんなんか?」

「ちゃうよ〜」

となると 脳みそとか 脊髄とか

なんか恐ろしげな事 疑ってまうやん?

「よっしゃ 病院行こか!」

「今 病院の帰りやねん」

「そーなん?ほな帰るか?」

「そーやねー」

しかし こんなもん 一人では帰らされへん

そして 僕はお客の待つ作業中

どうしたものか

。。。。。。

 

「僕が家まで付き添います!」

お客さんの若者が迷わず立ち上がったわけですよ

「ごめん!その間に仕上げとくから 頼んだ!」

 

ヨチヨチ乳母車を押すお婆さんに いつよろってなっても対処できるようなスタンスで

なんとも頼もしく步を進めて行ったわけですよ

やるやん!若者!

 

で 救急車にキャンセルの電話を入れて、作業を終了させて 帰りを待ってると

帰って来た彼

滝のような汗!

「どーしたん?」

「結局 歩けなくなって おんぶも出来ず

 お姫様抱っこで家まで行きました!」

「すげー!さすが若者!

 お仕事は介護関係?」

「普通の会社員です

 でもボクシング やってます!」

「ボクサーがいてくれて良かったよ〜

 ちょっとまけとく!」

 

ってな事があったんですよ

実際ね それくらい若いお客さんに対して

ご依頼頂いた仕事は仕事でちゃんとやりますよ

やりますが、それ以上に会話するでもなく

愛想 振りまくでもなく

どうせおっさんとは話も合わんでしょうし

僕も若者のお話 理解できる自信もないしね

倍ほど歳の違う人同士が無駄に近づく事

ないやん?

なんですが そんな有事があった時

そこに若い 若くないは関係なくってね

彼は進んでお婆さんを介助しました

っちゅーか僕が彼と同じ行動をしていたなら

横たわるお婆さんの横に 僕もギックリ腰で横になってる事は想像にやすいよね〜

 

若さのパワーとスタミナ

そして 行動力!

やるやん!

 

別にお婆さんとは知り合いでもなんでもないんでね

お礼を言う立場にはないんですが

それでもありがとう!

君がお客さんで良かったよ!

ついでに おっさんの心の洗濯

ありがとう!