CustombikeLIGHT カスタムバイクライトのブログ

大阪市のオートバイ 販売 修理 カスタムショップです

MENU view raw

ウェットブラストについて


スポンサードリンク

こんにちは

Custom bike LIGHTの木野です

 

今回はウェットブラストについて

 

f:id:CustombikeLIGHT:20190530102600j:image

 

当店で導入したのはもう5年ほど前ですが

これが高価なんですよ

当時はココット? 正確には覚えてませんがそれの独壇場で

100万円也

無理!

ってなわけでサンドブラストで荒く当てて 金たわし ピカールで磨き倒す

ってな作業でしたが やっぱりね エンジンとかもするわけで

合わせ面のダメージとか考えると砂を当てたくない箇所のマスキングも必要で

たまにそのガムテープがちぎれて砂に混入 ガンが詰まる バラす 掃除する また詰まる

そんな作業効率の悪い感じでやっておりました

 

とそんな時 とある溶接機の修理屋さんにふらっと立ち寄ると

いろんなものがある中に

「ウェットブラスト 作ってますねん」

使ってるじゃーなくって 作ってる?

どんなん!?

 

見てみるとえー感じやん でお値段は?

50万円!

そりゃー大金ですがね ココットの半額やん!

さらにここの気の良い社長のお話

 

「キャビネットはステンレスでお金をかけてますがね そのほかのパーツは

モノタロウとかアマゾン ストレート そんな量販サイトで簡単に安く手に入るものを使ってるよ」

 

そーなんですよ

そこが大事でね こんな特殊な道具

専用部品満載なわけで よく壊れるパーツたち あるんですが それがその会社でしか買えない

納期 遅い 値段 高い

でもしゃーない だって合うもんがないもん

そんな事がとっても多いんですが 

まず 砂を噴射するガン ストレートの二千円程のもんです

これね サンドブラストでは消耗品になります

先っぽのセラミックノズルは勿論ですが ガンボディーも砂を常にガリガリと擦るわけなので

当然消耗します

これを気軽に交換できると言うのはそりゃー メリットの一つに挙げて大いに結構!

なんですがね

実際5年使うと

サンドと違ってウェットは水に混ざった砂が出てきます

水が混じると 角が立っていないと言うか ガンはもとより 先っぽのセラミックすら減らないんですよ

5年使って まだ減りませんか 

すげーなウェット君!

 

次に箱の中に砂を落とすシャワーがあるんですがね

これくらいですか? この5年で変えたもの

細かな砂を噛んで 水を止めれなくなりまして コーナンに走りまして

300円程の散水ヘッドをポチ

直ります

 

で、ランニングコスト

これがね 一番のサンドと比べたメリットです

砂がまあ減りません

サンドはやっぱりね 噴射!対象物に直撃!対象物を研磨すると同時に砂自体もある程度は

小さくなっていき やがては塵となり舞っていきます

それがサンドの砂の減り方なんですがね

ウェット君

最初から小麦粉みたいな粉末の砂

これが水に混ぜられて サンドに比べるとね舞わないです

舞ったとしても水分を含んでますから 10秒ほど待てばキャビネットを開けてもまあクリアーな庫内です

さらに先ほどの通り ガンや 先っぽのセラミックも変えなくても5年 余裕で持ちます

なので 一通り揃えば あとはエアーと水のみ

これでサンドより綺麗になれば そりゃー良い事ずくめですよ

 

さらに良い事 あります

サンドやってて腹の立つ事

やったことある人には痛いほどわかると思いますが

視界が悪い 対象物が全く見えない

庫内で砂が舞いまくってるわけで もう真っ白け

大体の感覚で作業を進めて 大体こんなもんかな と箱から取り出して

あかん まだここが汚い 

再度 庫内にてその箇所を記憶して そこを勘で当てる

ってな作業がね

ウェット君 よく見えます

曇ってきたってな場合は 庫内の散水シャワーでジャーすると またクリアーになるので

いちいち出して確認しなくても 庫内にてあて残しがないか見れるわけですよ

このストレスフリーはやってると大きなもんです

 

そんなメリットだらけのウェット君も モチ デメリットもあるんですがね

やっぱり サンドがガツン だとすると ウェットはニュルン ってなイメージです

それがアルミなんかを綺麗にするときにはなめらかな仕上がりで綺麗になるというメリットもあるんですが

先のようにストレスの多い ランニングコストのかかるサンドより どうしてもウェットを使いがちになってね

塗装の剥離なんかもやったりしますが まあ遅いです

かなりしつこく当てないと鉄の塗装なんかはハゲてくれません

メディアの大きさにもよるんですが 仕上げにも使うためにそんな荒いメディアを入れたくないですよね

 

とまあ 50万円の大枚を払うに カスタム屋にとっては十二分の働きをしております

そんな ウェット君

ここで詳しい説明もありますので 気になる方は是非

https://onebox.co.jp/2018/09/25

今確認すると 70万円になってますね

そのかわりに また高性能になっているようです(悔しー)

 

ちなみに このリンクから買っていただいても僕にはバックはありません やらしい話

 

当店からの紹介ならちょびっとバックがあるそうです

どうぞ 心あるこれを読んで購入を決めた方

お願いしますね (値段交渉 ちょっとはできるかも)

 

最後に 当店に置いている旧型でもこんな威力!ってな動画で 今日はおしまい

https://youtu.be/aEozbXry9Mo