利き腕を使えない整備士ってのは 実に無力で
まず バイクを押せませんから 開店作業すら出来なくて
店内にぎっしりバイクが詰まった状態で昨日は営業してましたが
なんとも こんな時に一般修理がやってきます
いちいち 骨折れてん 2ヶ月ほどは無理やねん
そう説明するんですが もうこれは営業とは言えませんね
ただ メールをチェックしたり ブログの草案を考えていたり
そんなこんなで夕方にね
仲良しキャンパーのキャビーさんからお電話
「おい 店か? 仕事はよ終わったから行ったるわ!」
友達と呼ぶには年上のお客さん おこがましいかもしれませんがね
持つべきものは友 ですよ 本当にね
でね 昨日はどうしても仕上げないといけないお仕事があって
それがフォルツァ MF10 の外装交換です
お客さんがネットで中国外装を購入して持ち込みでのお仕事です
颯爽と現れたキャビーさんにバイクを5台ほど出して頂いて
フォルツァ君をやっと作業できる店内
僕は道具を運ぶ
キャビーさんが あーだこーだ作業していると
仲良しバイク屋さんの上村モータースが来てくれました
「何 怪我してんねん アホやなー」
と言いながら さすがバイク屋さん テキパキと外装を外して行きます
なんだか賑やかになりました
で、こちらの外装セットのインプレッションですが
中国外装のわりには 結構精度が良い!
写真の赤い部分のみの交換でしたが、まあそれほどてこずらずに(僕は作業できませんでしたが)
隙間なくセット出来ます
僕の経験で 最も精度の悪い中国外装は フュージョン
もう一点一点 穴を広げたり かなり時間がかかります
二度とやりません
アドレスV100のライトカウルも どうしても隙間ができて 長時間イライラした記憶があります
そんな事を考えると MF10は年式も新しい分 中国人のコピー技術も上がってるんですかね?
カラーチェンジや 外装バキバキ修理 MF10は中国外装 割とオススメです
整備士として使いもんにならない今の僕
それをニコニコして助けてくれる 2人の親友
体はヨレヨレですが 心はほっこりした1日でした