CustombikeLIGHT カスタムバイクライトのブログ

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2022-2-26〜27 冬の林道ツーリングの模様


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またまた 営業を終了して 残業で自分のバイクを

ちょいちょい触ってます

 

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真冬の雨のある日

乗ってたんですがね、足 冷たすぎるやないか!

ってなわけで鉄板曲げてガード作ろっと

曲げて 3次元に溶接して ちょっとやそっとじゃ割れない仕様

プラでも良かったんですが ちょっとね 最終完成図が頭にあって

これくらいの無骨さが欲しいのよ!ってなもんです
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取り付けました

ちなみにスクリーンはAmazonで二千円ほどのを買って付けましたが

スクリーン表面がヌメヌメでこんなもん 前 見にくいわい!

と、1夜で外しちゃいました

皆さん スクリーンはそこそこするもん 買ってください
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これが実に良い!

足に風が当たらないだけで こんなに楽なん?
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で、ちょっとね カッコつけたトラックの荷台ってザラザラの黒だったりするの 見たことない?

荷台の塗料ということは、キャリアにえーんちゃうん?

と、早速リアキャリアだけ塗ってみて実験してみよっか
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ガンで塗るにはめっちゃやりにくいやん

なんですが、頑張って ザラザラ感が出ました

あとは耐久性ですね

これでOKなら いよいよ 全バラからのフルオーバーホールですか?

 

ってな夜

常連キャンパーのキャビーさんが来て

「明日 キャンプいこーや」

「えー!どーしよー!」

人とは「どーしよー」と吐く時 行っても良い状況をなんとか捻り出してる時ですよね

予定を色々調整して ほな行こか!ってなもんです

 

行くとなれば キャリア 焼きつけ窯にほりこんで強制乾燥!

キャンプの用意もそそくさとして
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次の朝

キャビー邸で荷物を決めていくぜい!

フロントキャリアには 今夜の2人の愛の巣  蓮根テント
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突貫で付けたスマホホルダーとUSB  に加え

タバコを入れる小物入れ

これ 初代キャンプ号から その便利さを引き継いでます
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キャビーガレージをゴソゴソと

「これちょーだい」

「しゃーないな!」

と頂いた 何とかシステムのバッグ

えーやんけ!

財布がすぽっと入るやんけ
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ほな左 さみしいやんか

「これもちょーだい!」

「えー!しゃーないな!」

「っちゃっす」

荷物くくる紐とか 入れまくりやん!
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ロングリアキャリアには 箱の他にも 色々積めて

さらにサイドキャリアには寝袋とコットまで

右側は薪用に空けときます

 

でね 今回の目的地は 数回行ったことのある 通称 「崖っぷち」ってな 奈良だか和歌山の山奥なんですが、この時期 雪 あるかもね 

というお話でしたが

 

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行ってみると 雪あるどころとちゃうやん!

いきなり ずるっと滑って嬉しそうにずっこけるキャビーさん

中合流した西郷くん

駆け寄ろうとしますが それをよそに横たわる愛機の写真 撮ってます

正気?

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こんな過酷なん?

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標高が上がるほどにさらに雪は増し

雪はね まだ良いんですよ

怖いのが氷!

一旦止まると なんぼアクセルを回しても空回りして前に進みません

「ちゃう!力任せにすんな!アイドリング程度の回転でゆっくりや!」

キャビー先輩の怒号が飛びます

こんなスケートリンクみたいな所で バイク乗る事 想定したことないもん!

ですが、ちょっとして少しづつコツを掴んできまして

自称 氷の魔術師に!

だからと言って楽しくはないんですがね

 

僕の乗るレイド君は30馬力

キャビーさんと西郷君の乗るセローエンジンは20馬力ないんですがその分トルクはあります

レイドオーナーが言うには

セローよりも低速が弱い!

とかね 言うんですよ

ってなのを見てても全くピンときませんでした

そんなもん 回転上げて クラッチをパンっじゃい!ってな具合にね

しかしこんな極限路面のノーマルタイヤでは そのトルクってのがなんとも大事になってきます

イヤイヤ なんでも経験ですね


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やっと林道の入り口に辿り着いたぜ!

もう日は沈みかけてます
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入口だけが雪深く 3人で踏み固めて オリャ!
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林道はアスファルトと違って アイスリンクにはなってないんでしょ?

と思って進みますが 少しして 膝まで浸かる雪が!

これは流石に無理やな!ってなわけで 林道の途中でキャンプになりました

薄暗い中 テントを張って 夕食タイム

ちょっと疲れすぎたので 手抜き食でした
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その夜 凄腕キャンパーのラボシさんが CRMで 夜道 さっきのアイスリンクを一人走り

やってきました

スゴすぎるぜ!

3人で助け合いながら登ってきた地獄の道を一人で?

2ストで?

真っ暗な中?
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で、二日酔いの朝

とっても憂鬱!

昨日登った恐怖の氷道

下るん?

怖すぎへん?

コケたら滑って谷底ちゃう?

「大丈夫大丈夫!両足はステップに乗せられへんから エンジン切ってエンブレで下りるねん!」

やってみると なるほど!

懸念よりも楽に下山できました

これまた経験ですね



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昼食には気前の良いキャビーさんにご馳走に

っちゃっす
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五條のインターで 高速組と下道組 お別れの時です

ってな時に これまた凄腕キャンパーのチムチムさんとばったり会って

崖っぷち同好会的なステッカー 頂きました

ありがとうございますね

また帰ったら脱脂してキャンプ箱に貼らせていただきます
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で、帰ってきて キャリアチェック!

やるやん ハゲてないやん
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よく見ると一箇所

まあ 強制乾燥しちゃったし

それでも 400キロ 重い荷物を載せたキャリアがこの程度

さらにこの塗料 タッチアップが容易ときた

これは採用ですね

ウレタンじゃこうは行きません
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足のガードはこの汚れを見れば どんだけ僕の足を守ってくれたのかが伺い知れます

これまた作ってよかったぜい!

 

ってな 過去最高の恐怖体験のキャンプでしたが その分 得るものも多かったように思います

僕以外の3人は冬の北海道経験者で 雪と氷には慣れ親しんでおりますが

それでもスパイク無しタイヤは「キツイなー」らしいです

という僕

これで味をしめて また行くか! とはなりません

もー雪と氷 イヤや!

 

わかるでしょ?

いらんところに力がかかりすぎて、これを書く今現在

首から肩から お股まで

全身が痛い!

 

冬キャンプを当ブログではお薦めしてまいりましたが

ほどほどにね