またまた 営業を終了して 残業で自分のバイクを
ちょいちょい触ってます
真冬の雨のある日
乗ってたんですがね、足 冷たすぎるやないか!
ってなわけで鉄板曲げてガード作ろっと
曲げて 3次元に溶接して ちょっとやそっとじゃ割れない仕様
プラでも良かったんですが ちょっとね 最終完成図が頭にあって
これくらいの無骨さが欲しいのよ!ってなもんです
取り付けました
ちなみにスクリーンはAmazonで二千円ほどのを買って付けましたが
スクリーン表面がヌメヌメでこんなもん 前 見にくいわい!
と、1夜で外しちゃいました
皆さん スクリーンはそこそこするもん 買ってください
これが実に良い!
足に風が当たらないだけで こんなに楽なん?
で、ちょっとね カッコつけたトラックの荷台ってザラザラの黒だったりするの 見たことない?
荷台の塗料ということは、キャリアにえーんちゃうん?
と、早速リアキャリアだけ塗ってみて実験してみよっか
ガンで塗るにはめっちゃやりにくいやん
なんですが、頑張って ザラザラ感が出ました
あとは耐久性ですね
これでOKなら いよいよ 全バラからのフルオーバーホールですか?
ってな夜
常連キャンパーのキャビーさんが来て
「明日 キャンプいこーや」
「えー!どーしよー!」
人とは「どーしよー」と吐く時 行っても良い状況をなんとか捻り出してる時ですよね
予定を色々調整して ほな行こか!ってなもんです
行くとなれば キャリア 焼きつけ窯にほりこんで強制乾燥!
キャンプの用意もそそくさとして
次の朝
キャビー邸で荷物を決めていくぜい!
フロントキャリアには 今夜の2人の愛の巣 蓮根テント
突貫で付けたスマホホルダーとUSB に加え
タバコを入れる小物入れ
これ 初代キャンプ号から その便利さを引き継いでます
キャビーガレージをゴソゴソと
「これちょーだい」
「しゃーないな!」
と頂いた 何とかシステムのバッグ
えーやんけ!
財布がすぽっと入るやんけ
ほな左 さみしいやんか
「これもちょーだい!」
「えー!しゃーないな!」
「っちゃっす」
荷物くくる紐とか 入れまくりやん!
ロングリアキャリアには 箱の他にも 色々積めて
さらにサイドキャリアには寝袋とコットまで
右側は薪用に空けときます
でね 今回の目的地は 数回行ったことのある 通称 「崖っぷち」ってな 奈良だか和歌山の山奥なんですが、この時期 雪 あるかもね
というお話でしたが
行ってみると 雪あるどころとちゃうやん!
いきなり ずるっと滑って嬉しそうにずっこけるキャビーさん
途中合流した西郷くん
駆け寄ろうとしますが それをよそに横たわる愛機の写真 撮ってます
正気?
こんな過酷なん?
標高が上がるほどにさらに雪は増し
雪はね まだ良いんですよ
怖いのが氷!
一旦止まると なんぼアクセルを回しても空回りして前に進みません
「ちゃう!力任せにすんな!アイドリング程度の回転でゆっくりや!」
キャビー先輩の怒号が飛びます
こんなスケートリンクみたいな所で バイク乗る事 想定したことないもん!
ですが、ちょっとして少しづつコツを掴んできまして
自称 氷の魔術師に!
だからと言って楽しくはないんですがね
僕の乗るレイド君は30馬力
キャビーさんと西郷君の乗るセローエンジンは20馬力ないんですがその分トルクはあります
レイドオーナーが言うには
セローよりも低速が弱い!
とかね 言うんですよ
ってなのを見てても全くピンときませんでした
そんなもん 回転上げて クラッチをパンっじゃい!ってな具合にね
しかしこんな極限路面のノーマルタイヤでは そのトルクってのがなんとも大事になってきます
イヤイヤ なんでも経験ですね
やっと林道の入り口に辿り着いたぜ!
もう日は沈みかけてます
入口だけが雪深く 3人で踏み固めて オリャ!
林道はアスファルトと違って アイスリンクにはなってないんでしょ?
と思って進みますが 少しして 膝まで浸かる雪が!
これは流石に無理やな!ってなわけで 林道の途中でキャンプになりました
薄暗い中 テントを張って 夕食タイム
ちょっと疲れすぎたので 手抜き食でした
その夜 凄腕キャンパーのラボシさんが CRMで 夜道 さっきのアイスリンクを一人走り
やってきました
スゴすぎるぜ!
3人で助け合いながら登ってきた地獄の道を一人で?
2ストで?
真っ暗な中?
で、二日酔いの朝
とっても憂鬱!
昨日登った恐怖の氷道
下るん?
怖すぎへん?
コケたら滑って谷底ちゃう?
「大丈夫大丈夫!両足はステップに乗せられへんから エンジン切ってエンブレで下りるねん!」
やってみると なるほど!
懸念よりも楽に下山できました
これまた経験ですね
昼食には気前の良いキャビーさんにご馳走に
っちゃっす
五條のインターで 高速組と下道組 お別れの時です
ってな時に これまた凄腕キャンパーのチムチムさんとばったり会って
崖っぷち同好会的なステッカー 頂きました
ありがとうございますね
また帰ったら脱脂してキャンプ箱に貼らせていただきます
で、帰ってきて キャリアチェック!
やるやん ハゲてないやん
よく見ると一箇所
まあ 強制乾燥しちゃったし
それでも 400キロ 重い荷物を載せたキャリアがこの程度
さらにこの塗料 タッチアップが容易ときた
これは採用ですね
ウレタンじゃこうは行きません
足のガードはこの汚れを見れば どんだけ僕の足を守ってくれたのかが伺い知れます
これまた作ってよかったぜい!
ってな 過去最高の恐怖体験のキャンプでしたが その分 得るものも多かったように思います
僕以外の3人は冬の北海道経験者で 雪と氷には慣れ親しんでおりますが
それでもスパイク無しタイヤは「キツイなー」らしいです
という僕
これで味をしめて また行くか! とはなりません
もー雪と氷 イヤや!
わかるでしょ?
いらんところに力がかかりすぎて、これを書く今現在
首から肩から お股まで
全身が痛い!
冬キャンプを当ブログではお薦めしてまいりましたが
ほどほどにね