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二つのゾーンを連結する角度


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人生には 起伏があり 滑り落ちる瞬間 必ずやってきます

 

アッと 少しの油断やミスで 大きな失敗をしたり 取り返しのつかない位置に転がり落ちる事なんざ

長い人生で見て それほどまれな部類には入りませんよね

 

で、浮き沈みのある人生ですが 沈む時に限ってのお話

スルスルー と滑り落ちるゾーンと

それを抜けると 少し緩やかになる余韻ゾーン

あるんですよ

絶対にあるんですよ

僕が思うにね この二つのゾーンの切り替わる角度

ここがとっても大事なわけです

ちょっと哲学的でね ソクラテスモンテスキューくらいしか理解できないかも知れませんが

滑り落ちる角度が急なほど 余韻ゾーン 緩やかでないと 落下からの位置エネルギーと運動エネルギーのベクトルを水平方向に持って行きづらいという事です

 

例えばね かなり急な斜面をスノーボードで滑ってるとしますよ

当然 その傾斜が急なほど 滑ってる というより 落ちている に変わりますよね

で、傾斜が緩やかになって 重量のベクトルが下方向から 水平方向に変わる その狭間のお話です

急にカクっと水平になるとどうですか?そこでまあえらいことになりますよね

逆に徐々に緩やかになるから 重量のベクトルは水平に徐々に変化していき

ゆくゆくは摩擦により速度も低下していき そのボーダーは無事に停止できるってわけですよ

 

 

話は変わって 今の僕の状況ですが、3週間ほど前に肩の骨を骨折し、先日手術をして

僕の肩にはステンレスのワイヤーが埋め込まれている なんとも人造人間的な体に生まれ変わりましたが、骨折の痛みと それを入れるための切開の傷の痛み ダブルパンチに悶え苦しんでおります

で、腕を吊った僕を見て 会う人会う人から「どーしたん!?」

と聞かれて 「なんでまた!?」 10人中10人に聞かれてその説明が面倒なほどです

というわけで ここバイク屋のブログなので その事故の詳細は伏せておこうと思いましたが

これを読む人が少なからずいて いちいち説明することが減れば幸いと存じますゆえ

ここにその詳細を記してまいりますが

先の話に通り 事故と言うのは得てして、一瞬のミスで起こるものです

術後の激しい痛みの中 何度それを思い返して後悔したか!

 

コロナ報道のあふれる 3週間ほど前の日曜日

子供達を連れて 少し離れた公園に行きました

その当時のコロナ具合といえば 今のような緊急事態宣言ではなく 公園くらいは行ったら?

程度のものでして ネットで調べて 少し大きなアスレチックのある浜寺公園という大きな公園に

チビの友達とそのとーちゃんも連れて 行ったわけです

 

で、公園を歩いていると 大きな滑り台があってチビ達と滑ったんです

それがね 滑る面がローラーで連なっているタイプのやつ

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こんなやつね

ただこれが傾斜が緩く スピードが出ない

なんとも退屈な滑り台です

と 横を見るとスケールはローラー型には劣れど 角度の急な石型のヤツ

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こんなタイプのやつです

これに行くと チビ達もスリルで言えばこちらの方があるようで何度も繰り返し滑っておりましたが

それを見ていたとーちゃん(僕)

ずっと安全姿勢で滑るチビ達にイライラして来ました

ウルトラマンやれ!」

頭からウルトラマンスタイルで滑るやつね

ですが角度が急なところを頭から降りるという恐怖にチビ達は怯え

そーなると 僕が一緒に滑るしかありません

「やってみる とりあえず やってみる 結果は やった後にしかついてこない」

そう信じるとーちゃん

怖いと嫌がるチビ達

もみくちゃになる双方

そのまま滑り落ちる親子

ゴキっ!!!

 

大体ね 上の石のタイプの滑り台画像 よく見てくださいよ

滑り落ちるゾーンと その次のベクトルを水平に変換する余韻ゾーン

この角度が急過ぎませんか!?

子供はサイズが小さいので大丈夫かもしれませんが

おっさんが万歳して落ちるには このポイントが急過ぎて 角度によっては 肩が外れる

最悪は折れる

今回の僕は その最悪のツープラトン攻撃

脱臼 プラス 骨折の目に合い 片腕ブラリンコ状態で救急病院に駆け込んだ次第でして

その一瞬のミスで多くの関係者各位 家族 そしてお客様に御迷惑をおかけしているわけです

 

ここに 僕に関わる全ての方々に 何よりも信頼して依頼していただいているお客様に

謝罪の言葉を

そして 僕の経験から基づく人生と滑り台の 傾斜角と余韻ゾーンの関係

そんなお話でした

 

暇すぎる骨折入院のため とんでもない内容でしたが

最後までお付き合い頂き ご苦労様でした