今日はツーリング部のメンバー
原さんのお話
彼とはもう10年以上のお付き合いですが 前の6〜7年
僕はちょっと記憶が薄くて
彼ね 結構バイクを乗り換える人でチョイチョイ店に来てはいたようですが バイクがちゃうし 覚えてなかったんですよ
で いつものブログでツーリングいこーぜ ってなもんを読んで 淡路島ツーリングに途中参加したのがきっかけで 今は僕とディープな関係になってたりします
酒と食が大好きで そこが僕と合致してますしね
飲む量も僕と同じペースで 同じか沢山 飲んでおられます
で 酔っ払うと「いつまでも俺の事 覚えへんかったよな！」
と 記憶力の薄い僕を責め立てるんですがね
まあ 人懐っこくて 笑顔が多くて 気持ちの良いおっさんなんですよ
彼を嫌う人って あんまりいないでしょーねー
そんな彼がGSXの1000に乗ってる時
龍神にツーリングに行って 砂利で滑ってコロコロっと転がってね
いつもにこやかな彼がドヨーンとしたお顔で
「俺のツーリング 終わった。。。」
からの応急処置でなんとか続行は出来たんですが それからかね？
彼の運転がとってもジェントルになって
ウェアや バイクの装備が安全重視になったんですよ
怪我は擦り傷程度でしたし 誰かとぶち当たったわけでもなくね バイクもなんとか走行可能な ゆーたら小さな事故だったんですが
それから3〜4年経つ今も しっかりその時の教訓を胸に刻んでるんですよ
スゲくね？
「当たり前やんけ」って人も多いでしょうが
喉元過ぎれば元どーり ってなアホの僕には少なくとも凄く見えるんですよ
その時 彼がどう感じたのか僕には計り知れませんし メンバーがズッコケて難儀してる時に
「ナニしてんねん！」とか
「迷惑やの〜」って程 ドヤわからん色の血が流れてはおりませんゆえ 当然の様に最善を模索して対処しますがね
「俺のせいでツーリング 予定が狂った」
「ともすれば 中断やった」
とかね
「家族に心配かけた」
「会社に迷惑かけてまう」
そのいずれか か全ての思いがあったんじゃないですか？
で 彼の出したベストは
「バイクは乗りたいんじゃい！
ほな 装備で万が一に備えたる！
乗り方も変えたる！」
なのかね？
実際彼はヘルメットにマニーは惜しみませんし
見た目綺麗のに対応年数が来れば買い替えててね
コーナンのセールで980円のジェットヘルを20年かぶってた僕とは もし同じ事故をすれば結果は大きく変わるんでしょう
バイクにしても エンジンガードは必須！ですし
足付きに不安があればローダウン
見にくいミラーは躊躇なく捨ててます
その全ての選択が自分だけじゃなくって
メンバーや家族や会社や
その為なんじゃない？
アホの僕の「そーなった時考えよっと」
同じ酔っ払いでもライダーとして 社会人として 超真っ当よね
(僕と比べるとほとんどの人が真っ当です？)
でね その安くない投資を渋らずにmoreをいつもアンテナ張ってるのは
「それでもバイクに乗ってたいねん！」
って強くてピュアな想いを感じるよね
バイクなんざ 原チャリでも死ぬ乗り物ですから 絶対安全！ってないけどね
お仕事頑張って それでちょっとでも効果的な装備を整え ジェントルに乗る人と
アホな装備で アホな運転してる人が確率が同じなわけないよね
最近はツーリング行く度にずっこけてるけど
その傷は浅く 立ち直りも超早い！
色んなライダーを見て来たけどね
僕がそれを評価できるもんではないけどね
あえて見上げて言うなら 彼こそ真のライダーじゃないかね？
「危ない乗り物 不安定な乗り物 って事はもうわかったよ
自分の技量の過信もゼロにするよ
でも だから降りたくないねん！
乗ってたいねん」
そのハートの部分がスペシャルなライダーよね〜
ツーリング部の中でも 特に気を許しちゃうのは 酒のペースだけじゃなくって
そんなライダーとしてのピュアな部分に惹かれちゃうんでしょーねー
スナックではスケベやけどな！
