今日は私的な事です
バイクは出て来ません
我が分身 今日で君は15歳になります
15年目の君に見える景色はどんなんや?
と聞かれても 自分を思い返すとそんな事よりプレゼントの中身の方が興味あるよね
最近はチビの頃よりお話もしなくなって 触れる機会も少ないけどね
これまた自分の昔を思い返すとそんなもんよね
寂しさはチロっとはあるけどね 正常にすくすく育ってる証拠なのかもね
でね 普通の15歳は今頃は高校受験で目ん玉回る時期ですが
君はそれを中学受験で前倒しにして高校受験はないからね
ゆったり過ごしてるのか
それとも 普段の試験や空手 バスケットで相変わらず多忙に過ごしてるのか
おそらくは後者であろうと思うんですがね
それらをサポートする事もなくなって とーちゃんがそれを実感する事も薄くなって来たよ
でもね バスケの試合とか そこで関わる友達とかのカラミを見てるとね
しっかりそこでやって行ってる
物怖じせず 偉そうにもせず チームの一員としてイキイキと過ごしてる
もう とーちゃんの手を必要としない一丁前の男になって来たよね
それが実に嬉しかったりするのとね
じーちゃんに癌が見つかった!って時
平日に関わらず 「和歌山お泊まり行くど! 孫のパワーで治すんじゃ!」
そんなとーちゃんの無茶な投げかけに君は二つ返事で用意を始めたよね
(オカンは家でグーたらを選んだけど)
君の誕生日には「◯歳の誓い」と題して日記を書いてね
君の弱い所を強化する 強い所を伸ばす
そんな内容でしたが もうとーちゃんの手の必要性も薄くなった今
今日の15歳の誓いはね
「せや それでえーんや」
この一言に尽きるよね
そりゃ成績も上を見たらキリがないし バスケや空手もチャンピオンではないけどよ
和歌山に向かう車中で「お前の思う大事な人が困ってたり弱ってたり そんな時は手ぶらでもなんでもえーから とりあえず行けよ 横におれよ」
それに当然のように わかってるわ!くらいのテンションで「はい」ゆーてた君
それだけで とーちゃんの中ではチャンピオンなのかもね
君がチビの頃から 強くて大きな人間に!
そー思って試行錯誤して来たけどよ
15歳の段階で君はそれを軽々クリアしてるように 弱くてちっこいとーちゃんは判断するよ
でね あえて捻り出して15歳の誓い 立てるならよ
人はすぐにちっこくなったり 曲がったりするってのをとーちゃんは身を持って知ってます
君がとーちゃんの目が黒いうちはよ ちっこく弱くならないように
監視役にこれからは徹していこーかね
オカンみたいにゴニョゴニョ小言は言わん
ただ これだけはアカン!って時は鉄槌を食らわします
その為には毎朝のトレーニングは欠かしませんし、芯を真っ直ぐに自分自身が保っとかないとね
もし君が弱ったり困ったりした時に その背中に寄りかかれるような強くて大きな背中を目指さないとね
毎年 誓いの形は変わるけどよ
毎年思うのは
とにかく 15年 生きててくれてグッジョブ!
弱くてちっこくても 最低それだけ守っといてくれよ!