ジャイロアップ?なにそれ ってな人
これがそうです
酒屋さんがよく使うバイクですね
ジャイロXやキャノピーとは違い 後ろの荷台がスイングしません
ということは 重いものを載せてもスイングには影響しないってな理由で
酒屋さんがビール満載のケースを運ぶのに向いてるわけです
これを作った当時は(10年ほど前ですかね?)ジャイロは2サイクルしかなかったんですが
このジャイロアップは なぜか未だに4サイクルはありません
何故なんでしょう?
知ってる人 教えてください
で、元従業員がね チョロチョロ改造して乗ってたんですよ
これ 作業中の写真じゃなくって 乗っている状態の写真ですよ
なんともハードな野郎です
リアタイヤはいつ仕入れたのかわかりませんが ブリジストンの25×10-10
うっすらした記憶では 「これで最後!廃盤!」
みたいなことを言われて買ったような。。。
当然 こんなもんバイク屋さんは使いません
上に板を置いて椅子に使ったりしてましたが これに目をつけたミスタークレイジー
付けろ!
ジャイロアップは後ろ スイングしませんから まあ 簡単に付くには付きましたが
クレイジー 身長160センチほどです
「お前 足 届いてへんやん」
「えーね えーね」
やっぱりクレイジー
ディスク化するのに リード90のフォークに
モンキー用のハブを合わせています
ただ ハブは2個買って 半分にちょん切り ダブルディスクになってます
これを加工してすぐに試乗に出たミスタークレイジー
アホドラムの勢いでぎゅっと握って ハンドルに胸を強打しておりました
その思いっきりたるや
さすがや。。。
やっぱりね フォーク リード90なんて ショボいもんです
どーせならね ZXR250 倒立フォーク!
で、マロッシでボアアップしてから ミスタークレイジー
いてもたってもいられなくなって フレームを切り出しました
ヤツね 当店の物置を物色しよるんですよ
で、シレッと自分のバイクに合わしたりしてます
これはいつか使うかと エアーコンプレッサーのサブタンクですが
これまたやつの目にとまり 「これでガソリンタンク作れ!」
「こんな丸っこいもん マウント大変やないか」
「出来る出来る!」
この野郎!
試行錯誤の末 取り付けてご満悦のミスタークレイジー
一応ね 後ろにループバー作って 後ろにずり落ちないようにしまして
乗って帰りました
「シートいらんのか?」
「イランイラン 丸っこいから」
「は?」
さすがや。。。
次に来た時に
「ケツ 割れる。。。」
だからゆーたやないか
エリミ250のタンデムシートを逆向きにつけると ちょうど良い!
ちょっと加工は要りそうですがね
で、クレイジー
グースネックにせーと
フレームをちょん切りました
もうこれで日帰り入院は無理です
「今日乗って帰れると思うなよ」
「わかってる わかってる」
フロントタイヤ 前のままでも十分大きかったんですが
リアが大きすぎるので 今回12インチに変えました
タイヤは韓国製でしたかね?忘れました
ネックがちょんと伸びて 補強も入れて グレーに塗って
大変やないか!
フォークもオーバーホール アウターはブラストして車体に合わせてます
ステムはワンオフです
大方 形になりましたが デカすぎる。。。
邪魔や
はよ仕上げて はよ納車しないと 他のお仕事ができません
結局シートはエリミくんを結構な加工して
いつもの明和内張さんに出しました
これで彼のケツはもう割れません
完成して タイミングが合ったのでイベントに出しましょうかね
ライクアウインドってなサンテレビだったか バイクの番組 夜中にやっててね
そのイベント 以前はチョイチョイ行ってました
これもテレビ 映ってたんですよ
ネーちゃんが跨ったりしてね
長い!
ほぼタイヤ!
フロントを大きくしてさらに足が届きませんが そのへんは彼の
クレイジーさでカバー出来ております
ブレンボ対抗2ポットのダブル
死ぬほど効きます
エアーサブタンクって 結構な肉厚なんですよ
そりゃ 結構な圧でエア しまうところですからね
上に座ってもビクともしません
地味なカラーリングが彼の希望でしたが 寂しすぎるやろ 非売品ステッカーを
このバイク 未だに問い合わせがございます
ただね 一度作ったものはあんまり作りたくないんですよ
人の作ったもののコピーも面白くないですが 自分が過去に作ったものと同じものを作る
これもまあ 面白くありません
なので今はフルカスタムのご依頼は全てお断りしております
そんなおもろい事思いつく?
それならば作ってみたいぜい!
ってなご依頼があればね またね 受けちゃうかも知れませんが
今はすでに受けているフルカスタムを一旦クリアーにすることに専念致します