冬のとある日
店に一本の電話が。
「なんとかのなんとかです」(忘れちゃいました)
「はい」
「カスタムショップの取材をしてまして
ぜひライトさんに云々カンヌン」
「はい」
というわけで 超久しぶりに取材を受けるテイになったわけですが
その超久しぶり ってのがね
今 世の中ネット社会じゃないですか
欲しい情報はネットでサク なわけで
それにより やっぱりねスタれて行ってしまうもの
あるのが世の常ってなわけで
当店がスタートした時から何かとお世話になってた
「カスタムバイク雑誌」
ってやつが軒並み廃刊に追い込まれ 今やお付き合いする雑誌ってのがゼロ な状態なんですよ
カスタムバイク雑誌ってね
思えば高校生の僕に大きな夢を与え
その後 僕の進路 ゆーたら人生に多大な影響を与えた分野の雑誌でね そりゃ少年ジャンプどころのお話ではございません
当時はネットなんて微塵もなかったので 本屋さんに足繁く通っては カスタムバイク雑誌を買い漁っていました
で、自分で改造屋 やるねん！となった時
やっぱりね 「俺 こんなん作れんねん！」
公にしたい年頃なわけで 数あるカスタムバイク雑誌に電話して
「こんなん作ったから 写真送る 載せて！」
みたいな感じでね
そりゃ初めて載った時は嬉しかったんですよ
それを続けてると 今度は出版社から
「取材 行かせて そろそろなんか出来たやろ？」
みたいなね
よしよし ちょっとずつ認められて来たな
ってなもんですよ
悪ガキが目を輝かせて穴が開くほど見ていた雑誌に
チョイチョイ自分の作ったカスタムバイクが紹介される
その嬉しさたるや 想像にやすいと思います
ですが、そんなのも先の通り 雑誌自体が少なくなってきて 取材ってのも減っていき
今や 雑誌媒体ではゼロな訳ですがね
そんなこんなで ちょろっとはね 知れたのがきっかけで 今は雑誌がなくてもまあ お仕事
僕のキャパをちょろっと超える程度には来てくれるわけで 感謝の言葉もございませんし
もう今となっては これ以上 こなせないので 宣伝する気もない今の状況で
さらには 若い頃のように 他所さんのカスタムを見る機会も減って心に火がつくことも少なってきた昨今。
話は戻って 久しぶりの取材
「カスタムフロント」
バイクカスタムの専門ウェブマガジン カスタムフロント | CUSTOM FRONT
ってなウェブマガジンです
申し訳ないお話ですが このお話が来るまで 知りませんでした。。。
で、見てみると なんとも充実したサイトです
昔から知ってるショップや 初めて見たスゲーってなショップが沢山載ってます
チョッパー寄りなので アメリカン乗りには楽しいサイトじゃないですか？
一度見てみて下さいよ
形は変わっても これにより 若い人たちに夢を与えて
それがゆくゆくは、バイク業界 カスタム業界
ガヤガヤと楽しくなってくれれば ってなもんですよ
良い意味のライバルが増えて
スゲーってなバイクを作ってくれれば それを見た僕のハートにもまたね
若い頃のように火がついて 「負けてられるかい！」ってなね
それを一番期待してたりします
ガンバレ！ カスタムフロント！
ガンバレ！若者達！
そして ガンバレ！自分！
