バイクを整備や改造してるとね
これは不便やなー
とか
腰が痛いなー
視認性が悪いなー
そんな利便性もやっぱり大事なことで ちょこちょこと改良したりしますが。
先日 仲良し常連さんのゴリさん
ハーレーが「セル回らん！取りに来てくれ！」
ってなわけで、日曜日にチビ二人をハイエースに乗せて引き取りに行くとね
「お前 コルベット好きっちゅーてたなー 見にくるか？」
ゴリさん そーいや前に買ったってゆーてたなー
で、見に行くと
ナンジャコリャー
カッチョ良すぎるやないかー！
さらに
「飯食いに行こか！俺 ハイエース 運転するから それ 乗ってついてこい！」
運転までさせてくれるん？
で、乗ってみると
ナンジャコリャー！
前が全然見えへんやんか！
どこまでボンネットあるん！？
ほんで5700ccもあるくせに めっちゃ遅いやん！
アクセルをぐっと踏むと
ズッコン バボボボー！
マッスルカーの洗礼に合いました
こわごわ運転してるとイオンに到着してね バックで駐車場に入れるにも
ミラーもあてになれへん ドアを開けて 後ろを見ても どこまでバックして良いのかなんも見えへん
最後は降りて もーちょっとやな ってのを3回ほど繰り返してやっと白線内に停めれました
前も見えへん 後ろも見えへん
低速弱々 で、いきなりドカン
ナンジャコリャー？
なんですがね
それを補って余る魅力 十二分にあるわけですよ
そんなもん どーでもえーわい ってなね
利便性とは真逆に位置するこの車
良い！凄く良い！
とか思ってると 毎日 油まみれの手で そんな利便性がどーとか
こちょこちょやってる自分がなんだかアホらしくなって来てね
「カッチョえーもん 作るぜい！」
若かりし頃の 原点ってやつ 思い出しました
お客さんの依頼でもね
利便性を重視して
「そんなんブサイクやん」ってな事 たまにあるんでね
お仕事ですから言われる通り作ったりしますが
それね お客さんのセンスのなさ！とかじゃないわけで
それを凌駕するほどの カッチョ良さ
提供出来てないってことなんだなー
とね 反省した次第でございますよ
燃費死ぬほど悪いやん
二人しか乗られへんやん
よー壊れるやん
維持費 めっちゃかかるやん
ってな まーゆーたら金持ちの道楽的な？
そんな車ですが 僕たちより上の世代の人達って
そんな車に乗りたいから お仕事頑張るんじゃい！ってな生き方 してる人多くいましたよね
ゴリさんはね まさにドンピシャでそんな生き方してます
スティングレイもカッチョいいけど
ゴリさん カッチョいいぜい！
いらんようになったら 下さい
