CustombikeLIGHT カスタムバイクライトのブログ

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フラッシングよりも!


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先日ね 当店では珍しいんですが

フラッシング依頼があってね

今日はそんなお話

 

まあ 誰でも一度は聞いた事 あると思いますが、専用のオイルを入れて

エンジン内をキレイキレイしよか ってなもんです

 

でね エンジン内 と言いますが 4サイクルエンジンのエンジン内ってのは大きく分けて、区切られた二つの部屋があってね

 

ガソリンが入ってきて 爆発して ポイする シリンダーヘッドの下の方と シリンダーのピストンの上側

です

ここは常にガソリンが爆発して その度に出るススとかでね まあ真っ黒けっけ状態です

ここを綺麗にするには バラして磨き倒すか、以前書いた

https://custombikelight.hatenablog.com/entry/2019/11/19/111005

みたいなガソリン添加剤ね

で、もう一つは ピストンの下からクランクケースまで(ヘッドの上の方のカムシャフトがグルグル回ってる部分もね)

ゆーたら エンジンオイルがぽちゃぽちゃゆーてるゾーン

フラッシングってのはその部屋を綺麗にしよーぜってもんです

 

でね 僕はあんまり興味がなくて無学なもんですが

普段よりシャバいオイルで 汚れを削ぐのを目的とした洗浄オイルを使います

 

ここからは、僕の個人的な意見、見解なので、いつも通り「こんな事ゆーてるやつおるなー」

程度に読み進めていただきたいのですが

バイクのエンジンをオーバーホールする前ってドレンボルトからオイルを抜きます

でないと パカっと開けた瞬間 床がオイル浸しになりますからね

出来るだけバイクを揺すって 出すわけですが、どんだけ出してもパカっと開けた時

結構な量のオイルがボロボロ出てきて 結局床はオイル浸しになるんですよ

なんじゃい! もっとドレンボルト ロート状に出来へんのかい!

といつも思うんですがね

お察しの通り オイル交換で100%のオイルが入れ替わるわけではないんですよ

ですが クラスにアホが10人

よりも 8人カシコ  アホは2人 に入れ替えました

ってな方が 授業 スムーズに進みそうやん?

そのスムーズ具合がエンジンのスムーズ具合と一緒っぽいよね〜

 

で、フラッシングして そのオイルを抜きます

次にいつもの粘度のオイルを入れてね 気持ちは良くなったかもしれませんが

8人のカシコと 2人のなんかいつもとちゃうやつ  なんなら超ヤンキー

がね混じるわけです

カシコはエンジンの抵抗を減らし、色んな箇所をヌルヌルにする事に頑張ってますが

2人のドヤわからんやつは、そのヌルヌルを剥がそうとしよる!

ってな事にもなっていてね

で、エンジンを腰下までバラした事のある人なら知ってると思いますが

クランクケース内なんてオイルまみれでキチャナイもんですが、

汚れが何かを邪魔してる?という観点で見るとそんな事 あんまりありません

先の燃焼室内なんかはカーボンとかで汚れがエンジン不調になったりしますがね

 

クランクケース内、オイル交換をサボり倒して オイルがガム状になってるとか まれにそんなケースもあるけどね

僕の個人的な見解としては そんな躍起になって汚れをどーこーせんでもえーんちゃうん?

それより大事なのは 8人のカシコ状態

これ、走行距離に応じてアホになって行きよるわけですから そいつをまたカシコに入れ替える

ってことの方が重要と思います

 

でね、それでもやっぱり 燃焼室内に比べてクランクケース内は汚れは気にせんでえーよ 

ってなもんですが、やっぱり金属と金属が擦れあったり グルグル回ったりするもんですから

多少の汚れや鉄の粉とか 出てきます

これをね フラッシングみたいな恐ろしい事 するよりも当店がおすすめするのは

 

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いつものようにオイル交換ですがね

ワコーズのコイツ

(Amazon楽天のリンク 探しましたがありませんでした   なんで?)

アンチエイジングってな オバハンの化粧品みたいなネーミングですが

オイル漏れ しそうな所、ゴムをプックリさせて長持ちさせたろか?

とか

ブラックライト当てたら 漏れてるところ 分かるで!

とか

一番大事なのは 汚れを分解して 俺の中に取り入れたるワイ!

ってな機能です

フラッシングのように 削ぎ落とすぜ!じゃなくってね

スラッジをオイルとドッキングしたる!

ってなもんですから オイルとしてのヌルヌル効果やシャバシャバ効果は

いつものエンジンオイルと同等か チョイ下回る程度と考えます

で、これが同じワコーズの 当店の主力オイルのプロステージより安いときた

 

ってなわけで、ある程度 距離を走ったバイクは いっぺんオイル交換にコイツを入れて

1000〜2000キロほどでいつものやつに交換してよ

ってのがね、クランクケース内をフレッシュする 当店の方針です
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ってのを説明して 「ほなそっちにしてよ」ってな1000RR
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チョロチョロっと出して アンチエイジングほりこんで

「2000キロで交換してね」

で、終了です

 

可愛い愛車

なんかフラッシングに限らずね  こんなんえーらしいで

と色んな情報が過多しておりますが、それってどーなん?

ほんま?

逆効果ではない?

疑ってググり倒してみて下さい

このブログに限らず 色んな情報を総合して 君が可愛い愛車を守ってやって下さいよ