近頃 色んなバイクをカスタムや修理で持って来ていただいてますが
ついにやって来ました
水冷デビット君
ご依頼はタイトル通りなんですが
正確にはタンクカバーではなくて エアクリのカバーです
そう タンクはシート下にあるタイプです
「これ用の物を買ってきた 」との事だったので 簡単に考えてましたが
これが後々 超大変やん!ってな事になります
セカイモンで買ったという メーカーのわからないエアクリカバー
なんだか仕上げがとっても悪いぜい!
早速載せてみると ノーうう!
微妙にあえへんやん!
エアクリの蓋をとってもやっぱり合えへんやん!
なんてこったい!
メーターも穴が開いてるだけで、ステーもなんもありません
作れと?
もーいや。。。
リアフェンダー 先にしよっと
ノーマルを外して骨を見ると
ナンジャコリャー!
骨 丸見えやん!
切れと!?
赤い部分で切ればフェンダーに隠れるかね?
ヨシヨシ
シュッとしたね
ですが 後ろ半分が鉄板一枚!
ここにオーナー 「タンデムするんじゃ!」
これは怖いよね〜
もー!なんやねん!
ブツブツ言いながら補強を入れます
これで後ろ半分もしっかり強度が出ました
で、エアクリのベースすら邪魔だったので みんなどうしてるん?とググってるとね
V-RODでは超有名ショップのBADLANDさんのホームページにこうするんじゃい!
ってな内容が事細かに説明してくれてます
こんな時はパチる!
言われる通り ベースを切りまくって こんなカッコになりました
ここにエアクリを載せて アルミで上の蓋を作って ちょうど良さげなネジを用意して
さらに 説明にはありませんでしたが、エアクリに入ってた多分吸気温度のセンサー
これを穴開けてセット!
なんちゅう大変な事さすねん!
というわけで、邪魔もんは無くなりましたが、今度は製品自体の精度が悪く
ちょっと削っては載せる の繰り返しで なんとかね
とかゆーてる間に色塗って完成!
いやいやいや 簡単そうに書いてますが、やらない方がいいと思いますよ
地味な作業がとっても多い!
もし ここを変えたいなら BADLANDさんのような 有名メーカーの物 選んで下さい
付けた事ないですが おそらくはスッと付くんでしょうからね
センサーのボディーがカバーに当たったので 穴を広げてさらに奥に突っ込みました
で、これによる恩恵があってね
V-ROD君 この前にバッテリーがいてるんですが、バッテリー交換がとっても楽ちんになります
カバーを外せばスッとバッテリーにアクセスできます
メーターのステーね
これまた大変だったんですよ
相手がプラなので付けたまま溶接できへんやん?
っちゅー事は?
溶接しては合して 曲げて 外して溶接して
このちまちま作業の連続です
リアも苦労の甲斐あってシュッとしたよ
メーター下にあった切り替えボタンは運良く外れる仕組みでしたので
カバーの前方に穴あけてセットしました
付いてみるとかっちょえーよね
ノーマルはつるんとして 味気も何もなかったのでね
サイドテールも持参して来られましたので デイトナ製のナンバー照明 買って送ってもらいました
これ 結構警察様の目に留まりますからね
持参されたウインカー内蔵のテールランプ
ウインカーはハイフラになるんでしょ?と思いきや 普通に点滅してます
前が電球タイプなら大丈夫なの?
というわけで 内容のわりに超大変だった作業が終わりました
ですが タンクカバーとリアフェンダーって ゆーたらバイクの顔やん?
ノーマルに比べるとガラッと変わりましたよね
オーナーも喜んでくれたので今日も旨いビールが飲めるぜい!