チビとの登山日記です
バイクは出てきません
日曜日の朝
「お前 友達との予定は?」
「ないで」
父子共に 友達 少ないね〜
前回 生駒山 登ってゴールが遊園地!
ってな達成感の薄さから
この近辺では最高峰とな?
金剛山に行ったろやないか!
ググってると初心者ルートとか出てきて
中1のチビと2人でまずは西九条
河内長野駅からバスで30分ほど
バスを降りていきなりこの洗礼に遭いますが
「お前 杖は?」
「は! バスに忘れた!」
この野郎〜
まーえーか 1000円か2000円くらいのもんやったし
地獄の石段を登って千早城跡
なんもない!
からの神社 ここが金剛山で言うところの1合目くらい?
杖もないし あきまへん!死ぬ!
って上り坂や階段をヒョイヒョイっと小走りで行くチビ
ちょっと前までお前を抱っこや肩車してたのに
それを恩に着せて「おい!背中押せ!」
これが実に楽チン〜
5合目に仮設トイレがありましたが激臭を放ってます
おっさんはそこらで出来ますが 山ガールは大変よね
着いたぜ!山頂!
売店あるやん! 飯も食えるやん!
YES!ビールもあるやん!
下りのことも考えて1本にしとこっと
景色はというと モヤがかかってよく見えない上に雰囲気ゼロのブルーシートが邪魔してくれてます
まーえーか
君と二人三脚 っちゅーか荷物持たせて 背中押させて ますます広がる親子の体力差を実感して それがね寂しくもありますがそれ以上に頼もしく思えましたよ
登山でないとそーゆーの 見えにくいよね
山頂のおっちゃんに
「ロープウェイ 動いてないの?」
「ここ数年 動いてないで」
「最寄りの乗り物は?」
「下山してバス」
でしょーねー 予想はしてました
たまにふざけながら膝の痛みと闘いながら下山
アカン!腰と膝が破壊する!いや してる!
「杖 あるで そこから15分歩いて取りにくる?」
タクで行っても良かったんですが 1000円の杖を取りに1000円払って取りに行くのもなんかシャクやん?
30分ほどチンタラ歩いて 杖 ゲットだぜ!
ウロウロ寄り道しながら なんか情緒のある道 発見
今回の杖は役に立たないどころか 1時間多めに歩かされましたが結果オーライ〜
「お前! 杖の罪をどー償うねん!
ETやれ!」
お安いご用のチビ
ってなチビとの登山
金剛山って登山にそんなに興味のない僕からするとわりとビギナー的な?
イメージでしたが もうフラフラガタガタ
超ハードでしたが すれ違うおばちゃんやねーちゃん
子供もいるし お爺さんもいる
若いにーちゃんなんか小走りに行きよる
ってのを見てると 自分がいかに普段グータラ生きてるか分かるよね
もう僕の登山道はこれで終わるかもですし
節々の痛みが喉元過ぎれば また行くかもね
山頂の景色と 君の成長をまた見にね