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受験なんかやめじゃい! その後


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その後

チビは当然 元気がありませんが

嫁はさらに生気まで奪われたように 目を赤くして寝っ転がって動きません

 

ゆーたら 嫁はこの3年間 実に骨折って まさにそれを生き甲斐のようにやってたんですよ

夫婦の会話も どこの学校はこう ここはこう

みたいなことばかりでね

「もーえーわい!ちゃう話はないんかい!」

ってなほど狂気を持って取り組んできた事の幕引きがそんなショッボイ事?

わからんでもないよね

 

我が家で元気なのは スイッチを切り替えた僕と 4年生の長女だけで

昨晩は二人でキャッキャ言いながら晩飯を作ったり コンビニスイーツ買いに行ったりしてたんですが

長男様

なんともしつこく 「 塾行きたい。。。」 「 やる」と。

その都度 「もー終わった話じゃい」と返答するも なんともしつこい

 

大体ね 宿題やったと嘘ついて遊びに行くほど 勉強 嫌なんでしょ?

遊びたいんでしょ?

それはわかる! とーちゃんもそーやった!実にわかる!

そんなとーちゃんと同じ性質を持ってるにも関わらず なんでそんなに塾行きたいねん?

そこがね どーも我が子ながら理解不能

「なんでや?」と聞くも

「賢くなって 将来 僕のやりたい事をしたいから」

毎回そう答えるんですよ

 

っちゅーのもね

奴が 保育所だか 低学年の時にね 風呂で九九の特訓中に

「お前は大人になったらどんなお仕事したいねん?」

「大工シャン」

「そーか えーやんけ  でもな やりたい事ってのはお前が大きくなるとコロコロ変わるもんや」

「そーなん」

「せや  とーちゃんだってチビの頃からバイク屋やりたいなんか思ってなかったで

もし お前がよ  急にお医者になりたいとか  思うとするやろ?」

「うん」

「その時に お前が勉強アホやったら なられへんやろ?」

「うん」

「大工シャンでもお医者でも なんでもえーけどよ お前が本当にやりたい事を選べるようにな 勉強はしとくもんや」

「うん」

「アホは ちょびっとの中から選べ  カシコは沢山の中から選べ  って事や わかるか?」

「うん」

「ほんでな めっちゃカシコになって 大工シャンになったとするやろ?それはそれでバリかっちょえー事なんや」

「あい」

 

的な?

そんなお話をして それがどうもヤツのハートに刺さったまま抜けないようです

 

なんだかね〜

昨晩はもーやめじゃい!と決意しましたが

どーでも良くなってきて

嫁もそんなんやし チビはしつこいし

「ほな 次 嘘ついたら速攻で辞めるな!」

「うん」

「もし 私学に入っても 嘘ついたら速攻 やめさすど!」

「うん」

「ほんで おかんは泣かすな!」

「はい」

「さらに もう受験は第一志望しか受けさせへんぞ!」

「。。。。。はい」

 

ってなわけで、昨晩の僕の誓いはあっさりと覆っちゃったわけですが

その後 嫁もちょっと元気になったし

まーえーか ってなもんですよ

 

中学受験に対する不信感や憤りは僕の中にまだくすぶってますしね

私立に入った怠け者のチビが心を正常に6年間も通えるのか?

ってな懸念もありますが

そこまでゆーならやってみろや

 

でね その後、塾の目ん玉飛び出る授業料のメインスポンサーであるじーちゃんに電話してね

「やっぱりやりたいらしいわ」

「そーか じーちゃんはどっちでも味方したるからな!」

 

孫には優しいね〜

 

そんなじじーを見習って

とーちゃんもね 君がアホでもカシコでも とりあえず出来るだけ真っ直ぐに育つようによ

して行くよ

 

親の苦行ってのは チビの嘘をぎゅーぎゅーに追求せんと

ゆるーく呑んだる

それを今思えば じじーもチビの頃の僕にそーしてたんやろなー

そー思うからね 今度は僕が苦行を受ける番ですかね?

 

「嘘は自分が損や!」

はよお前の心に刺され!