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俺ってセンス あるん?


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今のお仕事 君に向いているのか?

 

とね 何やら本のタイトルのような物言いですが

当店にもお手伝いさんや従業員など

たくさんの若者が通り過ぎて行きましたが

去っていく特に多い理由の一つ

「俺には向いてない」

なんですよね

 

は?

毎度毎度 なんなんでしょーねー その文句

昔 キムタクのドラマで カッコよくそのセリフ 吐いてたの?

ってなほど 誰も彼も「向いてない」

そーいうわけですがね

まあ そんな内容は以前にも書きましたので割愛!

職人を目指す君へ - CustombikeLIGHT カスタムバイクライトのブログ

 

でね 向いていない理由 聞くでしょう?

第一に「センスがない」

これが多いですかね?

まーね カスタム屋ですから かっちょえーもん 作るのがお仕事なので その辺のセンス

いりますよね

じゃー 僕はセンスがあるのかい?

そんなもんはね 僕が判断できるもんではありません

「俺はセンスに満ち溢れとるで!」

ってなカスタム屋がいるとすると まあ底が知れてるような気がします

 

ほな誰が判断するの?

当然お客さんでしょう

過去に作った当店のバイクをネットなり雑誌で見てね

それに共感してくれた人が 当店にご依頼下さるわけですからね

っちゅー事はですよ

まだ一台も作り上げたことのないペーペー君が 自分のセンスをどーやったら知れるのかい?

あーだこーだ悩んでる暇があれば ハイセンスボーイに少しでもどーやったら近づけるのか

そっちに頭 使ったら? そー思いますね

 

でね 恥を承知で 仮に 僕がセンスがあるものとしてお話を続けますがね

おかんから発射された瞬間から センス あったわけではないですよね

チビの頃なんか バイクにちっとも興味がなかったので 幼少期の教育や環境も

関係ないですよね

じゃー どーやったん?

色んなものを見る事でしょう?

かっこいいバイクを見まくるのもそうでしょうし

バイクに関係のない絵を見てみたり

僕がよくするのは 道に溢れる看板をじっくり見たりね するんですよ

 

看板って いっぱしのデザインの教育を受けて その中でも優れた人が企業なりに依頼されて

作ってるわけですよ

その色彩感覚  色の配分 配置

何気なく見てる看板には実はとっても計算や本能を刺激するものだったり

あったりするわけですよ

吉牛のオレンジなんか ヨダレ出てきませんか?

それをただで無数に見れるってのはね これ以上の教材は無いように思いますよ

 

でね そんな感じでバイクや車を運転しながら 今作っているバイクの案をドッキングさせて

ピン!

閃くことも少なくありません

 

話を戻して センスなんざあるのかどうか わっかりーませーん

な立場で続けますがね

類まれなハイセンスな人はそんな事しないでしょう?

自分で生み出して それを形にするんでしょう?

僕はそれができないので 多くの分野から チョイチョイ摘んで

ゆーたらパチってるわけですよ

その材料をね 沢山自分の引き出しに入れてるかどーか って事なんとちゃう?

 

それをボケーっと生きて ボケーっと働いて

あかん 俺にはセンスがない。。。

アホか

 

センスなんざ 大体の人がないんじゃい!

モチ 俺にもないわい!

だから パチリまくるんじゃい!

そんな意識も持たずに センスがない?向いてない?

鹿の群れがライオンに追い回されて 一番先に食われるのがお前じゃい!

食われながら 「俺には逃げるセンスがない。。。」ゆーとけ!

 

 

とかね 思ったり思わなかったりですが

何が言いたいかってーとね

君が特別 劣っているだとか

そんな勘違いはすんな って事ですよ

例えば野球選手になりたいのならね 生まれて持ったもの 関係するんでしょーが

改造屋さんや 他のお仕事でもそうですよ

君は出来るんですよ

十分にその能力を持ってるんですよ

そこには どんなお仕事でもセンス 必要です

料理人なんか 絶対に味付けや盛り付けセンスいりますよね

ホールでも 客をさばくセンス いりますよね

運送業や宅配便でも 道を読み 効率よく回るのはセンスちゃうん?

物作りに関わらず センス いるんですよ

 

でね それを持ってるのに発揮していないのはなぜか?

メッチャ その筋のセンス溢れる人をパチってないだけちゃうん?

とりあえずパチれよ

ほんで自分のもんになったら それに自分の色をのせていけよ

その手前で自分の色だけで勝負はでけへんよ

 

そこにね どんな特殊な能力が必要ですか?

誰でも出来ることなんですよ ホントはね

向いてないとか センスがない

これってね 「僕 根性がないんです」

これと同意なわけですよ

 

なので これから整備士でなくてもなんでも良いですよ

何かを目指す君は

心を真っ白けにして まずは自分の色を抜いてください

その道のスペシャリストの色を完全にコピーして 自分の中を塗りつぶしてくださいよ

ゴッホの青が君を塗りつぶしたなら 次にピカソの赤を足して 紫になります

そこに村上隆の黄色とか足してみる?

鈴木英人のピンクとか足してみる?

それが君という色になってきますよね

 

素直に 柔軟に色んな色を足していると そんな君にお客さんがついてきます

「君の作るものは(サービスは) 実に独創的だ!」

そう言われることもありますよ きっとね

内心 「いや 色んなもんのミックスやねんけど」

そー思っていたとしてもね お客さんの目には 君という色が実に新鮮にうつっているわけですよ

だってお客さんにとっては初めて見る色ですからね

 

そんなお客さんからの称賛の声を得てもまだ

センスがない 向いてない

言います?思います?

 

そこまで行けばね 「俺はセンスがある!」

豪語しても良いんじゃーないですか?

ネガティブに色々考えているよりもね

多少天狗になってる方が 君という色がより輝きを放つとね 僕はそう思いますよ

豪語する事によって より磨きをかけないと ってな状況に自分を追い込めますしね

 

お仕事ってのは 君が思うより 実はとっても楽しい事なんですよ

センスという名の 君だけのオリジナリティー

まずはその材料探しの旅に出て下さいよ

案外 身近にたくさん転がってますがね